こんばんは。ある朝思い立って、こんなくだらないサイトは早々にに閉鎖してしまうぞと息巻いてみたものの、麻生様のお言葉にあっさりと懐柔され、サイト凍結を決意いたしました、優柔不断なうひょでございます。
まずはご報告。
当初閉鎖を予定しておりましたが、予定は未定。
「UN ART-FICIAL STORIES」は12月25日をもって凍結することに決定しました。
そんなわけで、「サイト閉鎖」改め「サイト凍結」なわけですが、そもそもなぜ「閉鎖」などを思い立ったかというと、実はその辺りの思考の筋道が自分でも容易に再現できないのです。ただとにかく、自分の作品に思いを馳せたときに「これじゃいかん!」という憤りがおきてきまして、その怒りのはけ口がサイト閉鎖という形で具体化したのです。俗なイメージで恐縮ですが、陶芸家が気に入らない作品をガチャーンとするあれをやってみたかったという、つまるところは、ただそれだけなのかもしれません。
とはいえ、そうして破棄対象として目をつけた作品であっても、好きといっていただける方がおりますと、やはり壊してしまうのは忍びないもの。結局のところ、ろくな作品が書けない原因は自分にあるのであって、生まれてきた作品に罪はないといいますか、そんな欠陥だらけの作品たちにも、作者としてはやはり愛情を感じているところなのです。サイトのサブタイトルにもありますが、アイノナイワケジャナイ、ってことなのです。もっとも、ここで心を鬼にして、一息にガチャーンとやれるくらいの厳しさがないと、物書きとして大成はできないのかもしれませんが、それもまあ、わたしらしいということで自分納得してしまいました。
話は変わりますが、わたしの書いた作品の中に、「香港造花」ってのがありまして、実はこの作品などは、わたしのいいわけを作品化したものなんです。小説のふりをした小説もどきを書き散らかしてごめんなさい。でも、そんな「もどき」でも少しは楽しめますよね、なんていう。初めて小説を書き始めたときから、この「香港造花」のイメージが頭にありましたので、とにかく不完全な作品を公開しているのだという後ろめたさは、ずっと背負っていました。
ただ、そんな不完全な作品の中でも、それなりに納得のできるものもあります。「雪の山の熊と人」などは、構造的な欠陥を意識しながらも、終始、思ったとおりに書くことのできた、ほとんど唯一の作品です。欠陥も含めて、思い通りにできた作品なので、この作品などはとても愛おしいですね。どんな批判を受けても、その批判すらも嬉しいといいますか、そんなダメなところも含めてこの作品なんですなんて、そう胸を張って答えることができてしまうくらい。アマチュアの作品なのですから、多少の欠点があってもいいと思うのです。ただ、自分で納得さえできれば、わたしは満足できるのでしょう。
サイトを凍結してどうするんだ、ということですが、とりあえずなにかを書いて日々を過ごそうと思っております。ただ、今の延長ではなく、新しい形で創作ができるように、とにもかくにも、小説を書くということを、もう一度見つめ直したいですね。で、そのためにも、まず自分を見つめ直し、自分と世界の関わりを見つめ直したい。要するに、小説を書く以前の土台をしっかりと固めて、一から出直そうと思うのです。
なにも趣味で書いているのだからそんなに力まないでも、と思われる方もいらっしゃいますでしょうし、自分でもそう思います。でも、そうしないと気がすまないのですから、そこまでがわたしの趣味の範疇ということで、適当な妥協点が見つかるまでは、ここはもう、もがいてみるしかありません。
小説は書き続けます。だから、いつかどこかで、皆さまと再会することもあるでしょう。身勝手は承知ですが、またお会いできれば幸いとも思っております。そんなわけで、突然の凍結をお詫びすると同時に、このような「ひなびた」サイトに通っていただけました読者さまには、たっぷりの感謝を申し上げたいと思うのです。
ごめんなさい。
ありがとう。
そして、さよならよりもきっぱりと、じゃあね、じゃあね。
なんて。
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